ヤクルトの新外国人のミッチ・デニング外野手(26=BCリーグ新潟)が9回2死二塁、右前へ同点適時打を放った。

 二塁を狙った積極的な走塁はアウトになったが、観戦した両親も両手を挙げて喜んだ。「チャンスにチームに貢献する働きを1つでもしたいと思っていたので、惜しい当たりも続いていたけど最後の最後にいい場面で初ヒットを打てて、チームに貢献できて満足している」と話した。この日は7回にも、もう少しで本塁打というビデオ判定ファウルを放っていた。6番左翼手での初スタメン起用に「この日を待っていた」と闘志を燃やした成果が出た。