ロッテは今季ワーストの6連敗を喫し、自力優勝の可能性が消滅した。

 先発の唐川侑己投手(26)が6回6安打5失点で2敗目。立ち上がりを攻められ、1回に2失点。2回以降は0を続けたが、6回に再びつかまり、3点を追加された。

 打線は、オリックス金子の前に元気がなかった。7回まで2安打無得点に抑えられた。反撃は、8回になってから。敵失2つでもらった2死一、三塁で、代打サブロー外野手(39)が左前適時打。9回にも2点を追加したが、そこまでだった。

 伊東勤監督(52)は、金子について「手も足も出ないわけじゃない。工夫すれば点は取れたと思う」と、フライアウトが多かった打線を指摘。自力優勝消滅には「まだまだ全然、諦める数字じゃない。きっかけをつくれば戦える。選手に頑張ってもらうしかない」と話した。