ロッテのドラフト3位ルーキー岩下大輝投手(18)が27日、イースタン・リーグのヤクルト戦(ロッテ浦和)で公式戦初登板を果たした。

 2番手として6回から登板。1イニングを投げて、打者9人、36球、被安打3、2四球、3失点(自責1)、最速140キロだった。

 1死無走者で、原の投ゴロを一塁に悪送球した。そこから失点を重ねただけに「あれ(自らの失策)がなければ、3人で終わってましたね。ピッチングよりも前にフィールディング、ベースカバーなどの基本をしっかりやらないとダメ」と反省した。もっとも、「悪かったから良かったです。何もないよりは」と今後の糧とするべく、反省点を前向きに捉えた。

 今春キャンプは2軍スタートだったが、力強い球で首脳陣の注目を集めた。ただ、右肘に痛みが出たこともあり、実戦は控えながら慎重に調整を重ねてきた。「もう少し時間がかかるかなと思ってましたけど、試合で投げられて良かったです」と明るい表情も見せた。