東海大が、1点リードの8回に代打逆転2ランを浴び、決勝進出を逃した。

 巨人ドラフト7位の最速145キロ左腕、中川皓太投手(4年=山陽)は、6回途中5安打4奪三振1失点で降板した。

 逆転劇をベンチで見つめ「悔しいですけど、ここまで来られて、最後にいいゲームができた」と話した。

 プロ入りに向けて「まだまだ制球力がない。細かいコントロールをしっかりと身に付けたい」と課題を挙げた。

 横井人輝監督は「私の(投手)起用の失敗です。代打でああいう選手が残っているのが亜細亜の強み。1発で仕留める集中力はさすが」と言った。