中日ダヤン・ビシエド外野手(27)が1イニング2本塁打を放った。

 0-0の2回、先頭で10号ソロ。「芯でしっかりとらえることができたよ。思ったより伸びたね」とライナー性の打球を左翼スタンドに放り込んだ。打線がつながり、2死一、三塁で再び打席が回ると、初球の直球をフルスイング。11号3ランは「ストライクゾーンに来た球をジャストミートできたよ」と、鋭い打球が右翼スタンドに着弾した。右に左にアーチを披露した。

 同一選手の1イニング2本塁打は09年8月26日横浜戦の5回に阪神ブラゼルが記録して以来、プロ野球で19人目(21度目)。中日では77年8月9日巨人戦の6回に大島康徳が記録して以来、2人目(3度目)。