中央学院大(千葉県)が、緊急登板した小串一愛投手(3年=岩倉)の好救援で4強入りした。

 1回戦で2安打完封した石井聖太投手(2年=中央学院)が先発も、2回開始前の投球練習で右肘に違和感を訴えて病院へ。今春リーグ戦では登板のなかった168センチ右腕が低めのスライダーを軸に4回を無安打に抑え、流れを渡さなかった。

 毎試合、初回から緊急事態に備えてきた。今大会も初登板だったが「肩はできていた。(石井の)思いを背負って、とにかく低めに投げてゴロを打たせようと思った。大きな舞台で結果を残せてよかった」と笑顔だった。