首位広島が劇的な逆転サヨナラで勝利した。1点ビハインド、DeNAの新守護神パットンを捉え逆転。試合を決めたのは会沢翼捕手(29)だった。

 口火を切ったのは頼れる「アライさん」。新井貴浩内野手(40)が中前打で出塁し、鈴木、エルドレッドが続いてまずは同点とした。

 同点の9回1死二、三塁で試合を決めた会沢は、お立ち台で「最高です。最高にうれしかったです。絶対決めてやると強い気持ちを持って打席に入りました。(打球が抜けて)うれしかったです。1人1人が次につなぐ気持ちでやっている。チーム一丸でできています」と目に涙を浮かべながら話した。