西武が今季2度目のサヨナラ負けを喫した。

 同点の7回から牧田、シュリッターを2イニングずつ投入も、延長10回に来日初の回またぎとなった助っ人右腕がつかまった。

 辻発彦監督(58)は「(シュリッターは)前の9回が9球と球数が少なかったから。(阪神と)お互い後ろの投手がしっかりしている。どっちに転んでもおかしくない試合だった。最後はうまく打たれた」とシュリッターを責めることなく、さばさばと振り返った。

 打線もメッセンジャーを打ち崩せなかったが「攻めたけど、それだけの投手。簡単にはいけない」。16日からは交流戦最終カードの古巣中日戦。「また明日から1つずつしっかり戦っていくだけ」と、気持ちを切り替えた。