楽天が、開幕から守ってきた首位の座を明け渡した。

 西武先発の菊池に押し込まれ、安打は島内、ペゲーロ、銀次の左打者3人。14三振で完封を許した。

 梨田昌孝監督(63)は「6回の失点で相手を楽にさせてしまった。右打者の方が角度があって、外からのスライダーもある。難しいが…3連戦の頭だし、苦しめなければいけなかった」。首位陥落については「(論じても)仕方のない事」と先を見た。