ロッテが七夕の借りを返した。オリックス12回戦(ほっともっと神戸)で、同点の9回に福浦和也内野手(41)が決勝犠飛を放ち、3-1で連敗を3で止めた。98年7月7日の同球場で行われたオリックス戦では3-1で迎えた9回2死から黒木(現日本ハム投手コーチ)が同点2ランを浴び、延長戦でサヨナラ負け。プロ野球記録の17連敗目を喫した。ファンの間で今なお語り継がれる「七夕の悲劇」とは。

 ▼「七夕の悲劇」VTR 98年7月7日、日本タイ記録16連敗中のロッテはオリックスと対戦。2点リードの9回2死一塁、先発黒木が6番プリアムを1-2と追い込み、連敗ストップへ「あと1球」までこぎつけたが、まさかの同点2ラン。黒木はマウンド上にうずくまり、目に涙を浮かべ降板した。試合は延長12回、3番手近藤が代打広永にサヨナラ満塁弾を浴び日本新記録の17連敗。ロッテは翌8日も敗れ、連敗は18まで伸びた。