オリックスは投打の歯車がかみ合って快勝し、連敗を4でストップさせた。3回、腰痛から復帰して今季初出場の吉田正が先制の2点適時打。8回にもロメロとT-岡田の適時打で2点を加えた。

 先発のディクソンは7回無失点で7勝目。8回からは黒木、平野のリレーで締めた。福良淳一監督(57)は吉田正について「起爆剤になってくれたらと思って(出場選手)登録したが、いい働きをしてくれた」とたたえ、ディクソンについても「良かった。ナックルカーブにキレがあった」と話した。