阪神の新助っ人ジェイソン・ロジャース内野手(29=パイレーツ3A)が、ライトへ2点二塁打を放ち、貴重な追加点をあげた。

 5回1死一、二塁で打席に立つと、フルカウントからヤクルト小川の144キロ直球をとらえた。打球は右翼手・坂口の頭上を越え、スタートを切っていた走者2人が生還。2点を追加する適時二塁打となった。

 「打ったのはストレート。見逃せばボールにになる球だったかもしれないですが、積極的に打ちに行きました。『捕られるかな?』と思いましたが、頭を越えてくれてランナーを返すことができて良かったです」

 2打席目までは黒色のバットを使用していたが、この打席は白色を選択。状況に分けてバットを使い分ける“パンダチョイス”が功を奏した。