日本ハムのルイス・メンドーサ投手(33)がシーズン途中で退団することが24日、分かった。近日中に球団から発表される見込み。来日4年目の今季は20試合登板で3勝7敗、防御率3・97。開幕から先発ローテーションを担ったが、不安定な内容が続いた。7月には一時的に中継ぎに配置転換され、先発に戻った18日西武戦(札幌ドーム)では3勝目を挙げたが、球団は来季の戦力構想から外すことを決めたもようだ。

 通算では4年間で95試合に登板して27勝36敗、防御率3・97。先発として87試合に登板したが、球団の助っ人投手では過去最多を誇るなど、近年の日本ハム先発陣を支えてきた。陽気な人柄はチームメートやファンからも愛されてきたが、チームのV逸が決まり、残り試合で若手投手を積極的に起用する方針もあり、シーズン終了を待たずしてチームを去ることになった。