腰部椎間板ヘルニア手術から復活した日本ハム近藤健介捕手(24)が、約3カ月ぶりの1軍でサヨナラ勝利に貢献した。

 1点を追う8回、先頭で復帰後初長打となる右中間への二塁打でチャンスメーク。「先頭が大事だと思った。シングル(安打)や四球より、長打だと思った」と、狙い通りの一打。横尾の適時打で同点のホームを踏み、最終9回のサヨナラ勝ちにつなげた。

 この日1軍に合流し、「3番DH」で即スタメン出場。離脱前に打率4割7厘をマークしていた巧打者が1回の左前打など早速、2安打を放った。

 今年6月に腰部椎間板ヘルニアの手術を受け、今季中の復帰は絶望的とみられていた。