広島は先発大瀬良が7回1失点と粘り、打線も中盤に細かく点を奪い、本拠地最終戦を白星で飾った。広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 

 -本拠地最終戦に勝利

 緒方監督 最後こうやって、いい形でいいゲームができて、勝ちで締めてくれて本当に良かった。

 -先発大瀬良が好投

 緒方監督 もう1回ちょっと自分の中で映像を見ながら確認したい球もあるけど、結果で応えてくれているわけだから。本人も節目の10勝ができて、気持ち良くシーズンが終われるだろう。とは言っても、次に向けての戦いはすでに始まっている。これでほっとしないように。

 -大瀬良は規定投球回に到達した

 緒方監督 先発で1年間回る中で、このタイミングで言わなくてもいいんだけど、最低150イニング以上はね。1年間ローテを守る投手の最低ライン。150はいってないでしょ? そこはまた次の目標になる。今季の先発投手でそこにいたっているのが(野村)祐輔ぐらいしかいない。それだけ中継ぎに負担がかかっているということ。その辺は、また次の年に向けての大きな課題としていろいろと思ってくれたらいい。まあとりあえず10勝して、長いイニング投げられたのは良かった。

 -打線も援護した

 緒方監督 いい形でタナキクマルがね。上位がしっかり出て、つないで、返す、うちの得点パターン、攻撃ができた。

 -主催試合来場者が球団最多を更新

 緒方監督 ファンの方にそれだけ球場に来てもらって、選手に力を、声援を送ってもらっている。本当にファンあっての今年の成績につながっている。感謝の気持ちしかない。