戻ってきたソフトバンクの4番内川聖一外野手(35)が、2戦連発でゲームを振り出しに戻した。

 1回に味方の失策で1点を先制されて迎えた、4回無死走者なしでの第2打席。カウント2-2から内角直球を振り抜くと、打球は左翼席へ吸い込まれる同点弾となった。第1打席でも中前打を放っていた内川は「打ったのはストレート。追い込まれていましたが、来た球を芯で強く打とうと思っていました」。初戦、敗れはしたが9回に一矢報いるソロに続いて、またも頼れる4番ぶりを発揮した。