広島丸佳浩外野手(28)が打線に火を付けた。初回1死二塁でウィーランドのカーブをすくい上げ、右翼席に先制の2ランを運んだ。ポストシーズンのチーム1号本塁打。「いい先制点になりましたね」と笑顔を見せた。

 続く松山竜平外野手(32)が左中間に二塁打。2死後、新井貴浩内野手(40)の右翼線二塁打でもう1点加えた。鋭いライナーで打ち返したベテランは「得点圏に走者がいたので、どんどん積極的にいこうと思っていました」と振り返った。