日本ハムは25日、都内でスカウト会議を実施した。26日に開催されるドラフト会議へ向けて最終調整。1位指名については公言しなかったが、入札が競合した場合のくじ引き役は木田優夫GM補佐(49)が務めることを明らかにした。

 木田GM補佐は「ファイターズとして、どうしても欲しい選手を取りに行く。競合となれば、全身全霊で行きます」と、初の大役に気を引き締めた。

 昨年のドラフト会議などで、くじ引き5連敗中の栗山英樹監督(56)は「クジは引かせてもらえない。クビになったので」と、自虐的にコメントしたが、運命のドラフトを間近に控えて「あとは神の差配を待つだけ」と、多くの良縁がもたらされることを願った。