東北学院大(宮城)の鈴木遼太郎投手(4年=石巻西)が、日本ハムから6位で指名を受けた。宮城・仙台市泉区の同校のキャンパスでチームメートらとテレビ中継を見守り、指名が分かった瞬間、満面の笑みで同校の菅井徳雄監督(60)と握手した。

 183センチ、83キロの恵まれた体格から、右上手で最速150キロの直球を投げ込む。フォークなどの変化球も切れ味が抜群。2年秋から仙台6大学リーグ39戦登板で通算18勝11敗の防御率1・76。大学最後のシーズンは東北福祉大を完封するなど5勝1敗で終えた。「息の長い投手に、勝てる投手になりたい」と抱負を語った。

 同期入団となる早実清宮について「大スターなので、まずは友達になりたい」と笑いを誘った。