日本ハム大谷翔平投手(23)が2日、大舞台を戦った先輩からの賛辞に感謝した。千葉・鎌ケ谷のグラウンドで、手術を受けた右足首のリハビリを行った。この日行われたワールドシリーズ(WS)第7戦は寮内で「ウエートをしながら見ていた」という。

 先発したドジャース・ダルビッシュ有投手(31)は、前日の会見でメジャー挑戦する大谷について米メディアから問われ「予想はつかないけど、絶対にいいプレーヤーなので、悪い成績を残すとは思わない」と話した。そんなコメントに「うれしい」と喜びつつ「(ダルビッシュは)それどころじゃない。昨日の段階では第7戦が控えている段階。聞かなくてもいいのにな」と苦笑い。それでも「優しいですね。やっぱり」と、尊敬のまなざしを送っていた。