阪神藤浪晋太郎投手(23)が3日、安芸キャンプで精力的に個別メニューに取り組んだ。午後から無人のブルペンに入り、7割ほどの力加減で変化球も交えながら投げ込んだ。

 見守った香田投手コーチは「自分で確認しながら。力を入れないで、トップの位置やリリースポイントを確認しながらね。彼にしか分からない感覚がある。自分で考えてやっている」と説明した。週末の4日は、実戦打撃がメニューに組み込まれる。登板予定の投手は藤浪、岩貞、青柳、小野、島本、松田。打者相手にチェックポイントを確認する。