西武野上亮磨投手(30)が14日、国内フリーエージェント(FA)権の行使を表明した。

 メットライフドームで会見し、「野球選手として他球団の評価を聞いてみたいと思いました。(西武への)愛着はすごくあります。今でも悩んでいますが(他球団の評価を聞く)チャンスはなかなかないので、行使させて頂きますと伝えました」と決断理由を明かした。

 9年目の今季は、24試合に登板しキャリアハイに並ぶ11勝をマーク。先発ローテーションを支え、チーム4年ぶりのAクラス入りに貢献した。

 西武はFA宣言後の残留を認めている。複数球団が右腕の動向を注視しており、他球団との交渉が解禁される今月16日から、争奪戦がスタートしそうだ。