今秋のドラフト会議で野手最多タイとなる7球団が競合した日本ハムのドラフト1位早実・清宮幸太郎内野手(18)が16日、東京都内の明治記念館で仮契約を結んだ。

 清宮が契約金1億円(出来高払い5000万円)、年俸1500万円の最高条件で仮契約した。新人の契約金最高標準額が設定された94年以降、最高条件で契約した高卒新人は過去12人。98年松坂大輔(横浜-西武)の年俸は当時上限の1300万円だった。清宮が入団すれば、野手では07年中田翔(大阪桐蔭-日本ハム)以来2人目となる。他に00年内海哲也(当時敦賀気比)がオリックスから最高条件を提示されるも入団拒否。昨年の藤平尚真(横浜-楽天)は契約金1億円、年俸1500万円だったが、出来高がなかった(金額は推定)。