アキレス腱(けん)断裂は最高のケガでした。阪神西岡剛内野手(33)が8日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、今季の9000万円から1500万円減の年俸7500万円でサインした。選手生命を左右しかねなかった昨年のアクシデントを、野球ができる喜びに「気付けた」と前向きに消化。ケガの功名とするべく、来季の逆襲を誓った。一問一答は以下の通り。(金額は推定)
-来年が楽しみ
もちろん。「来年はやります」とか「頑張ります」という言葉はファンの皆さんも聞き飽きただろうし、僕自身もそういう言葉にはもううんざりしてます。そういう意味では楽しみに、まだ野球が出来ている間にいろんなことに気付けたのは非常にプラスです。
-今季は昨季と違った苦しさが
いやいや。今年は苦しくなかったです。アキレス腱(けん)切れて1軍の舞台に戻れたということは僕の中で最高でした。(次は)来年ですね。最高のシーズンにしたいと思います。
-秋季キャンプでは若手と汗を流した
監督、コーチにアピールするっていうわけでもなく、ただ野球できるありがたみを感じてました。
-狙うポジションは
ショートも、セカンドも。自分が今まで守ってきたポジションを狙っていく。