巨人田口はエンゼルス入りが決まった大谷と2020年共闘宣言だ。10日、ジャイアンツ球場での自主トレ後に「最終的に一緒にやらせてもらえればいい」と、東京五輪侍ジャパンでチームメートとなることを期待した。ともにメンバー入りしたのは16年強化試合のみ。「年も近いし若い選手であれだけ独り立ちできるのは(大谷)翔平さんだけ。日本のスーパースターだと思う」と1歳年上の先輩に尊敬のまなざしを送る。

 大谷との投げ合いはないが、オープン戦と球宴で計4打席対戦。無安打に抑えたものの「あれだけ雰囲気を感じたバッターはいない」とすごみを体感した。11月のアジアプロ野球チャンピオンシップではベストナインを獲得。3年後の代表入りも期待される中で「僕はチームで結果を出すだけ」と慢心はない。黙々と結果を積み上げ、世界へ羽ばたく先輩と日の丸を背負う時を待つ。