阪神糸井嘉男外野手(36)が12日、来季の3大目標を掲げた。

 16年以来2度目の全試合出場、14年首位打者など6度目のタイトル奪取、そして自身4度目のリーグ優勝だ。都内で今季からサプリメントの提供契約を結んだ江崎グリコ社の主催するトークショーに参加。愛用するサプリメントがリニューアル発売されたことにちなんで誓った。「自分の成績もアップさせたい。タイトルを何か1つ取って、監督を胴上げできるようにしたい。欠勤ゼロで」。

 今回のテーマは「睡眠負債」。今年の流行語大賞にノミネートされた言葉で、日頃の寝不足が蓄積されると体に悪影響を及ぼすといわれている。糸井自身、シーズン中は8時間睡眠が目安。「夏場になると疲労を感じた。(遠征先に個人用の)枕を持っていくようにしている」と、一年中活躍できる秘けつを明かした。

 阪神移籍1年目の今季は114試合、打率2割9分、17本塁打、62打点、21盗塁をマーク。だがタイトルを獲得して、優勝を導くにはさらなる上積みが必要だ。グリコの新サプリメントで鋼のボディーをリニューアルし、歓喜を導く意気込みだ。【山川智之】