プロアマ合同の日本野球規則委員会が11日、都内で行われた。公認野球規則の「反則投球」から日本独自の「【注】」を削除。西武菊池雄星投手(26)が昨季途中まで行っていた、いわゆる「2段モーション」が、今季から認められる。

 ◆菊池の2段モーション騒動 17年8月17日楽天戦の2回、松井稼への初球と2球目を2段モーションとされ、ボールの判定に。続く24日ソフトバンク戦も、初回の先頭打者・川島への初球を反則投球と宣告された。右足を上げた後に、もう1度上げる動作が野球規則に抵触すると判断され、翌25日にNPB友寄審判長が「7月に入ってちょっと段が激しくなっていると報告があった」などと説明。菊池は27日にNPBとの話し合いを行い、31日楽天戦から新フォームで臨んだ。