昨年10月にDeNAのテスト生として練習参加し、契約を勝ち取った新外国人ネフタリ・ソト内野手(28)が23日、羽田着の航空機で来日した。

 07年ドラフトでレッズから3巡目(全体109位)指名されてプロ入り。14年にメジャーデビューを果たした。

 昨年はナショナルズ傘下2Aと3Aで合計24本塁打。強打が売りで「自分の持ち味は打撃。パワーだけじゃなく打率でも良い結果を残したい」と話した。

 WBCには出場してないものの、約5年間プエルトリコ代表でもプレー。代表の同僚ロマン(元ヤクルト、現台湾・中信兄弟)から日本の情報も入手済みだ。

 故郷は昨年ハリケーンで甚大な被害を受け、ソトもチャリティー活動に加わった。「信じられないですけど、いまだに自宅に電気が通じてないんです。それでもこの冬のウインターリーグは20試合ほど開催され、少しずつ国民の士気は高まっています。これからも順調に回復していってほしい」。日本での活躍でさらに地元を活気づけるつもりだ。