日米で開幕投手を狙う中日の新外国人ディロン・ジー投手(31=ツインズ)が3日、初のブルペン投球を披露した。持ち球全てを投げて33球。メジャー通算51勝右腕は「制球は最初は良かったけど、最後の方がぶれていたので修正したい」と課題を挙げた。新助っ人左腕のオネルキ・ガルシア投手(28=ロイヤルズ)も初のブルペンで32球。「スライダーとシンカーを投げた。このリーグはいい打者がいるので、2つの変化球が中心となる」と話した。

 2人は節分にちなみ、初の豆まきも体験した。鬼に扮(ふん)したドアラに大量のピーナツを投げつけた。ジーは「僕にだけでなく、ドラゴンズに幸福がやってくるといいと思う」と笑顔で楽しんだ。