中日松坂大輔投手(37)が沖縄・北谷キャンプ第1クール最終日の5日、2度目のブルペン投球に臨んだ。

 捕手を中腰にさせて43球を投げると、座るように依頼。左打席に京田が立った状態で、さらに13球を投げ込んだ。直球だけでなくカーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップ、シュートと持ち球をすべて投げ、状態の良さをうかがわせた。

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)がブルペンを視察していた。同監督は「ここ数年では状態がいいのかなと。中日に感謝の気持ちがあると思うし、気持ちが入っている気がしました。復活してほしいです、ぜひ。松坂投手はWBCでMVPも取っている。若い選手にどんどん経験を伝えてほしい」と期待した。