ドラフト1位の吉住晴斗投手(17=鶴岡東)はじっくりと鍛え上げられている。ここまでのクールは体作り、フォーム固めなどを中心に地道な練習を繰り返す。

 「外での練習も増えて、走る量も増えた。キャンプの方が全然キツイです」と1月までの自主トレとの違いを痛感している。

 キャンプインした頃は投球フォームを崩し、キャッチボールでも制球が安定しなかった。シャドーピッチングなどで手応えをつかみ「最近はバランスがだいぶ良くなってきました」と少しずつ進歩している。

 田之上投手コーチは「身体能力が高い分、力任せになってフォームのバランスを崩し、ケガをさせないよう気をつけている。最初の頃はバラバラだったが、少しずつ良くなっています」とルーキーの成長を見守っている。【ソフトバンク担当 山本大地】