侍ジャパンは1回2死満塁で上林の投手強襲安打で先制。先発則本は3者連続三振など2回無失点5奪三振と役目を果たした。

 4回に松本の適時打、6回には秋山と松本の連続タイムリーでリードを広げた。投手陣は3回から田口、堀で0点に抑えた。

 7回から高梨、石崎でつないで、9回は松井が0に締めくくって快勝。豪州との強化試合を2連勝で終えた。

 

 3点目は稲葉監督にとって自身初のリクエストによるリプレー検証で奪った。2回無死二、三塁。松本の右翼定位置への飛球で三塁走者の今宮がタッチアップ。本塁のクロスプレーで球審の判定は「アウト」。だが、稲葉監督は捕手の追いタッチで今宮の生還が早いと球審にリクエスト。リプレー検証の結果、「セーフ」と判定が覆った。