ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(18=履正社)がオープン戦初安打となるサヨナラ打を放った。

 この日は7回表の三塁守備から途中出場。2打席目となった同点の9回裏2死満塁、1ストライクから巨人谷岡の外角フォークを強振すると、打球は遊撃山本の下をすり抜けて左前へと抜けた。

 安田は対外試合初戦だった2月17日の台湾・ラミゴ戦で安打して以降、練習試合とオープン戦合わせて24打席連続無安打だった。25打席ぶりのヒット、さらにNPB球団からは初の安打が本拠地でのサヨナラ適時打となり「これまでなかなか結果が出なくて、しんどいところもあった。何とか抜けてくれと思った。泥くさいヒットでしたけど、今の自分にはそれが一番いいヒットだったと思います」と喜んだ。