今年1月に死去した星野仙一氏の追悼試合として、阪神-中日のオープン戦が甲子園で行われ、球場前には献花台が設けられた。

 当初1カ所だった献花台を2カ所に、受け付け開始時間も1時間早い9時に変更された。

 献花台には球団が用意した白い花に加えて、ファンが持参したさまざまな色の花が手向けられた。阪神だけでなく、楽天や中日のユニホームを身にまとったファンも訪れた。献花台には星野氏の笑顔の5枚の写真が飾られ、こらえきれず涙ぐむファンもいた。

 試合前には追悼セレモニーとして、星野氏の功績をたどる約7分間の映像が流された後、黙とうがささげられた。