ヤクルトが今季から導入される「リクエスト」制度を初めて試みた。

 0-0の3回1死一、二塁、4番青木宣親外野手(36=メッツ)の二ゴロで「4-6-3」の併殺を決められた場面。打者走者青木の一塁アウトが際どいタイミングだったが、判定は覆らなかった。

 小川淳司監督(60)は「ビジターだと、こっち(三塁側ベンチ)から見ていると(一塁の判定は)分かりにくい。やった方がいいという声も出たので、思い切ってやった。やるのは勇気がいる。公式戦になったら迷うと思う。いろいろなことをトータルで考えないといけない」と振り返った。