阪神金本知憲監督(49)が開幕戦の快勝に笑顔を見せた。
昨季、1勝2敗で防御率1・74と抑えられた菅野が相手。2回に福留が先制ソロ本塁打を放つと、高山も二塁への適時内野安打で加点。3回には大山の2ランが飛び出すなど、効率的に得点を刻み、先発メッセンジャーも危なげない投球を見せ、継投で逃げ切った。
金本監督のテレビインタビューは以下の通り。
-いまの心境は
金本監督 うれしいのひと言ですね。
-球界NO・1と評していた菅野を序盤に攻略
金本監督 そうですね。本当に福留が1発、景気づけに打ってくれて、まさかの菅野から先制といいますか、これだけ打てるとは、ちょっと思ってなかった。よく打つほうがゲームを作ってくれました。
-高山も気持ちが入っていた
金本監督 彼も、今年やってもらわないといけないので、スライディングも良かったですね。
-大山も2ラン
金本監督 右方向に素晴らしい打撃を、完璧でしたね。あれで今日行けるんじゃないかという気になりました。
-開幕オーダーはいつ決めたのか。悩んだか
金本監督 それは言えないですけど(笑い)。今日の試合前にコーチ全員で話し合って決めました。
-先発野手全員安打。ロサリオも適時打だ
金本監督 ロサリオもいいところで打ってくれまして、タイムリーが出て。ヒットが出るまでも、しっかりとベンチを盛り上げてやってくれていたのでね。いいムードで試合できました。
-メッセンジャーが好投だ
金本監督 うまいこと、先頭打者の陽岱鋼にいきなりカーブを打たれたんですけど、梅野もそのあと、カーブを消さずに、カーブで緩急をつけて、根気よく投げていました。メッセもさすがです。
-ベンチで言葉を掛けた
金本監督 「ありがとう」のひと言です。
-マテオ、ドリスも好救援
金本監督 2人とも球が走っていましたし、本当にキャンプからしっかり準備をしてくれたおかげで、今年もリリーフに関しては盤石で行けそうな気がします。
-好スタートだ
金本監督 つなげないといけないですし、とにかく今日打ったからといって、絶対に油断だけはしないように。そこだけです。
-31日は藤浪が先発
金本監督 彼には責任を持って、チームを背負って今年1年、自分が何をすべきか、すべてを背負って責任を持って投げてほしい。