西武の岡田雅利捕手が3年ぶりの1発を放った。

 5点リードの8回1死一、二塁から左翼席へ1号3ラン。15年7月8日オリックス戦以来、プロ通算2本目のアーチでダメ押しした。「引っ張ったろうと思ったけど、打った球種は分かりません。自分が一番びっくりしています」と、久々の感触に戸惑い気味? だった。

 今季4度目の先発マスク。先発十亀から伊藤、松本と好リードで支え、今シーズン初のゼロ封勝ちも決めた。「十亀さんがよかったので、自分は何もしてないです。内角に投げきった投球が、一番の勝因だと思います」と振り返った。

 辻監督は「(本塁打は)おまけ」と、バッティングは冗談っぽく褒めた上で「よくリードして、0点に抑えてくれた」と女房役としての仕事ぶりをたたえた。