ロッテ石川歩投手(30)が14日、プロ初の凱旋(がいせん)登板へ向けて富山市民球場アルペンスタジアムで調整を行った。15日のオリックス戦に先発する。

 魚津市出身で、当日は地元の後援会から約200人が駆けつけるほか、友人や家族も観戦予定。美しい立山連峰を背景に取材に応じ「良い緊張感でいけると思う。しっかり投げられるように準備していきたい」と引き締めた。

 4月に3勝も、5月に入ってからは勝ち星に恵まれていない。「毎回いろいろ試行錯誤しながらやっている。試合になってみないと分からないですけど、いいピッチングができればいい」と意気込む。昨年12月には富山の子どもたちへ野球教室も行っており「プロ野球を見る機会はあまりないと思う。プロのパワーやスピードを見てほしい」とアピールした。