中日の新外国人スティーブン・モヤ外野手(26)が、昨日プロ初勝利を挙げたライデル・マルティネス投手(21)に代わって出場選手登録された。4月20日からの広島3連戦(ナゴヤドーム)で、米国市民権取得のため渡米した主砲ビシエドの代役として出場登録されると、3連戦で13打数9安打4打点1本塁打と、打率6割9分2厘と大当たり。広島3連勝のけん引役になった。その後、不振に陥ったが、広島戦での好相性を見込まれ再登録、6番右翼で先発出場した。

 昨日、エリサベス夫人と、長女ソエリちゃん、次女アリーナちゃんが初来日。「スペシャルだよ。僕が料理を作って食べさせた。日本に来てから料理の腕が格段に上がったからね」。プエルトリコ生まれだが、ドミニカ共和国のメジャーリーグアカデミーで生活が長かったこともあり、得意はドミニカ料理。旅疲れの家族に自慢の腕を振る舞った。10日間のファーム生活でも「チームに貢献できるように準備をしてきた」と、家族の支えも得た201センチの大男は広島戦での連勝継続の切り札として、やる気満々だった。