楽天カルロス・ペゲーロ外野手(31)が守備で貢献した。

 初回に中村晃の右前打の処理をもたつき二進を許してしまったが(記録は安打+失策)、4回2死一、二塁のピンチには高田の右前打を捕球し、素早く本塁へダイレクト送球。二塁走者福田のホームインを防いだ。

 7回にもデスパイネのライナー性の右中間への飛球をスライディングキャッチ。梨田監督も「(先発の)岸も状態は悪くなかったけど柳田1人にやられた感じがあった。そういう中で3点で切り抜けたのはペゲーロがホームへのスローイングでアウトにしたり、随所に良いプレーが出て3点で収まった」と評価した。

 出場した試合での連続安打は9試合で止まってしまったが、ペゲーロは「打撃に関してはできるだけ安定した結果が出るように努力はしている。でも打てない時もあるし、野球では守りも大事だ。今日みたいに勝利が欲しかった試合で勝てて良かった」と、ソフトバンク相手の3連敗を免れたことを喜んだ。