やっぱり今年も“挑発”します!

 ロッテが29日からの交流戦に合わせ、恒例の「挑発ポスター」を発表した。今回はアンビグラムと呼ばれる、逆からも読める文字を採用。ネタ切れもあって一度は廃止を検討した同ポスター。1週間前まで広報も「マンネリ化している部分もあるかなあと思っており、社内で検討中」と話していた。出来上がったポスターは、一見すると相手チームをリスペクトする文言が並ぶ。ところが、ひっくり返すと…? 「交流」は一転して「挑発」に変わる。

 

 セ・リーグ各球団のポスターは以下の通り。

 

 ◆ヤクルト

 「(燕)飛来」→「苦労(が止まらない)」

 意味:ツバメが飛んでくるけど、カモメ相手じゃ苦労が止まらない。

 

 ◆広島

 「赤神(降臨)」→「嫉妬(しちゃう)」

 意味:カープといえば赤。神のような強さだけど、カープ女子が話題になってて嫉妬しちゃう。

 

 ◆中日

 「怪物(現る)」→「歓迎(ムード)」

 意味:今年入団した平成の怪物・松坂大輔が話題。でもオープン戦で打ち崩したし、ぜひ投げて欲しい。打ったら話題になるしね。

 

 ◆阪神

 「六甲(熱唱)」→「334(の虎ウマ)」

 意味:六甲おろしの大合唱が名物ですが、05年の日本シリーズはトラウマでしょう。4試合でロッテが33点、阪神は4点。4勝0敗で決着しましたね。

 

 ◆横浜

 「浜星(輝く)」→「雲泥(の差)」

 意味:ベイスターズ=横浜の星が輝く。でも雲泥の差で勝ちます。そういえば昨年、甲子園での阪神とのクライマックスシリーズは大雨の中、沼のようなグラウンドで試合していたな。

 

 ◆巨人

 「無敵(戦力)」「→得意(ですから)」

 意味:言わずとしれた巨大戦力を持つ巨人。ただ交流戦成績は15年がロッテ3連勝。14年、13年も2連勝。ZOZOマリンの巨人戦は通算17勝5敗3分けと圧倒的にロッテが得意。

 

 これらの挑発ポスターは交流戦期間中、球場内外とグッズショップ、千葉県内の商業施設などに、全7種合計約7000枚が張り出される。