金本阪神がラッキーなサヨナラ勝ちで2位を守った。2-2同点の延長12回1死一、二塁。梅野の代打山崎が遊ゴロを打ち、送球が二塁にわたって封殺。

 だが一塁送球が暴投となり、二塁走者の中谷がホームを駆け抜けた。金本知憲監督(50)は「(9回に)追いつかれたあと、嫌なムードがあったんですけど、(能見ら)リリーフがきっちり抑えてくれたので、こういう勝ちが転がり込んできたのかなと思います」と笑顔。

 「いや、想像はしてなかったですけどね。選手のときは経験はありますけどね。まさかの結末でしたね」と、引き分け寸前の“ミラクル”に驚き半分だった。