大商大(関西6大学)が延長タイブレークの末、徳山大(中国地区)に敗れた。11回無死一、二塁で、二塁走者が飛び出し、捕手の太田光(4年=広陵)が二塁へけん制球を投げた。しかしそれが悪送球となり、中堅前へ転がった間に二塁走者が一気に生還。あっけない幕切れとなった。

 今秋ドラフト候補に挙がる太田は「自分の実力不足。それが最後に出てしまった。あそこでいいボールが投げられないのは実力不足です」と自らを責めた。富山陽一監督(53)は「太田でまあ…仕方ないです。ちょっと焦ったんかな。あれでまた勉強してほしい」と話した。