西武が主催する中学硬式野球選抜大会「ライオンズカップ」の組み合わせが決まった。

 埼玉、栃木、群馬、茨城各県の全ての中学硬式野球チームを対象に、参加チームを選考。リトルシニア、ボーイズリーグ、ポニーリーグ、ヤングリーグから計12チームが参加し、8月13日からトーナメント方式で戦う。決勝は、21日にメットライフドームで予定されている。

 辻発彦監督は「12チームの選手の皆さま、ライオンズカップへの出場決定おめでとうございます。メットライフドームという大きな舞台ではライオンズの選手になったつもりで思いっきりプレーして野球を楽しもう! そして、近い将来、再びこの球場でプレーすることを目標にこの先もずっと野球少年でいてください。応援しています」と呼び掛けた。

 本大会は「野球界の発展、普及に対する支援活動に積極的に取り組む」という考えのもと、12年より開催。各県の頂点に立つようなチームではなくても、プロ野球の本拠地でプレーする機会を提供することで、子どもたちが野球を継続してもらうきっかけになることを目的としている。

 「将来の夢に向かって一生懸命活動している」、「所属団体の大会ではなかなか結果が残せない」、「地域の活動に積極的に参加、貢献している」という3点を参加基準としている。