日本ハム西川遥輝外野手が初回、先制の6号2ランを放った。

 無死一塁から、ソフトバンク石川の146キロの直球を右翼席へ運んだ。6月22日楽天戦以来、出場10試合ぶりのアーチに「バットの先でしたけど、先だったから逆にファウルにならずに入ったかなと思います。(大田)泰示さんの代わりに2番に入ったので、何とかいい形でつなぎたいと思っていました。結果的に先制2ランになって良かったです」。

 この日は定位置の1番ではなく「2番中堅」でスタメン出場した。8日ロッテ戦で左手に死球を受けた大田が骨折し、出場選手登録を抹消。代わりに昇格した岡が「1番右翼」に入り、西川が5月8日オリックス戦以来の2番を任された。

 岡が死球(117キロのカーブが背中に直撃)で出塁し、2番西川が豪快な一振りで美しい放物線を描いて先制。幸先よく、試合の主導権を奪った。