ヤクルトが8連敗で前半戦を終えた。プロ初先発のドラフト2位大下が3回途中5失点でKO。打線も13安打を放ちながら3得点と、つながりを欠いた。

 連敗中は、すべて先制点を奪われて追いかける展開になった。小川淳司監督は「連敗するべくしてした試合が多かった。今年は大型連敗がいくつかあった。交流戦は選手の頑張りでいい戦いができた。6月はいい戦いができた。チームの状態には波がある。7月に入って8連敗で前半戦は終了したが、ミスが絡んでの失点、全て先制点を献上していると、敗因はそういったところになると思う」と前半戦を総括。「セ・リーグは2位以下がみんな借金を抱えている。十分チャンスはある。この球宴休みで、何とか立て直していかないといけないと思います」と後半戦の反攻を誓った。