日本ハムが、手痛いサヨナラ負けを喫した。

 延長11回1死一塁で、伏兵・山下にサヨナラアーチを浴びた。被弾した7番手・玉井大翔投手は、1点勝ち越した直後の10回に打球を処理した際に、ファンブル。投安で同点とされていた。ベンチに残されていたのは、浦野博司投手のみ。玉井が連投も、白星を逃した。

 両軍で計27安打、6本塁打が飛び交った乱打戦を落とした。サヨナラ負けで、首位西武とのゲーム差は1・5に広がった。栗山英樹監督は「誰が悪いとかではなく、監督が勝ち切らせてあげられなかった。しっかりやります」と一点を見つめながら、言葉を振り絞った。