阪神金本知憲監督が奇跡の大逆転へ8月戦線の反攻を誓った。

 「9月に勝負できるようにな。だから8月がね。両方、勝負なんですから我々は」。

 ポイントとして「おれはリリーフと打線やと思うな」と説明。「桑原、能見、球児の3人でグルグルとね。桑原が昨日、6回だった。固定にこだわることはない。打線を見ながら。昨日も、7回の球児は『クリーンアップに行ってくれ』だからね」。

 打線には、当面は好調な1番糸原、2番北條を固定する。月間打率3割9分3厘の北條を「いま、ずっとバントなしでヒットを打てているから」。

 「本来は(打順を)逆にしたい。いま、いいから変えてないだけ」と理想も明かした。

 その他一問一答は以下の通り。

 -ロサリオは球を見逃せるようになった

 金本監督 (29日は)見逃しすぎて三振しとったやろ。ド真ん中のやつを。

 -見逃し三振OKだと

 金本監督 俺が言ったのは、外のいっぱいのところやで。あれはど真ん中やったやろ(笑い)。3球とも甘いところやろ? 最後はどうやった?

 -糸井は休養を入れながらになるのか

 金本監督 そんなことないよ。足の状態がよくなってきたら、もう、全然、フルで行ってもらいますよ。

 -打撃は患部をかばっているのか

 金本監督 かばっているのかどうか、分からないけど、ちょっとバランスかリズム、タイミングを狂わしとるね、いま。

 -中堅は中谷に出てきてほしい

 金本監督 そりゃそうだよ。中谷とか高山とか。

 -ナバーロを起用しているが

 金本監督 そりゃ、彼らがどうしようもないから、獲らざるを得なかったんだから。そりゃ、そうよ。