中日の連勝は5で止まった。東海大相模の後輩小笠原、先輩菅野の両先発がともに5回4失点。拮抗(きっこう)した試合はリリーフ陣に託された。3番手で8回のマウンドに立った新外国人ロドリゲス。8回1死、長野への初球150キロの直球は左翼席へ運ばれた。その後は暴投でも1失点。来日4試合目で初被弾の初黒星で、連勝ストッパーになった。

 打線も菅野から4点を奪い、計14安打を放ったが、4回以降は0行進。再三得点圏に走者を進めたが、あと1本が出ず、今季最多の14残塁をマークした。森監督は「リリーフ陣がどういう試合をできるかだったが、本塁打で点を取られて取り返せなかった。(ロドリゲスは)攻め方がまだ分かっていない。使っていける投手になってくれればいいんだが」と振り返った。

 連敗ストップの中、コロンビアで行われた中米カリブ大会にキューバ代表として参加していたR・マルティネスが再来日。速球派右腕を交えてのリリーフ再編の可能性も出ていた。