ソフトバンクのアリエル・ミランダ投手が球団の外国人投手タイ記録となるデビューから3戦3勝を逃した。6回途中2失点と粘投し、リードを持って降板したがその後に味方が追いつかれた。

2度の強襲もあった。3回無死一塁では今江のライナーを利き腕の左手で直接取りに行き、弾いた。ベンチ裏で治療後は続投していたが、6回先頭の銀次のワンバウンドする打球を右手首に当てたところで降板した。

ミランダは「(3回は)反射的に手が出てしまった。試合が終わったばかりなので、まだ痛みは感じていない。明日の状態を見てからになる」と話した。倉野投手統括コーチは「痛めて交代というわけではない」と説明。大けがにつながりかねないプレーには「やってほしくないが…」と、複雑な表情だった。工藤監督は「結構、モイネロもサファテも手を出すので注意はしているが…。危険なので、もう1度話をしてなるべくグラブで行くように。取れなかったらしょうがない。ケガをしてしまったらもったいないので、コーチを通して注意してもらいます」と頭を抱えていた。